10月8日は寒露(かんろ)の日。
1年を24等分にした季節の変わり目をあらわすのが「二十四節気」。
これらは、季節に沿って美や健康を維持していくうえでとても重要な節目です。
草木に冷たい露がやどる時期となりました。
空気が澄み、夜空に冴え冴えと空気が明るむ季節です。
秋もいよいよ本番を迎え、山の木々の葉は紅葉の準備に入る頃。
各地から紅葉の便りが届き始めましたね。
「錦秋」と呼ぶにふさわしい、美しい季節の到来です。
気候の変化に対応する
秋は気候の変化が大きい季節。
初秋はまだ暑さや湿気が残り、中秋になると空気が乾燥し、晩秋には寒さを感じるようになります。
中医学の養生方法に春悟秋凍という言葉があります。
「春は厚着を、秋は薄着を」という意味です。
春はこれから始まる暑さに早く身体を慣らすために、着るものは厚着にし、
秋は徐々に寒さに慣れていくために、着るものは薄着にしておく、慌てて厚着をしない
という養生の知恵です。
そうやって、季節の変化に身体を合わせていくのですね。
自然の仕組みに寄り添った生き方暮らし方です。
秋は天気が激しく変わるので、ストールや羽織り物などを活用して
こまめに衣類の調節をするとよいでしょう。
ハハは首、足首をしっかり温めて!
赤ちゃんは純陽の存在ですから、もこもこと着込ませすぎず、肌を風に触れさせることで、
肺や呼吸器を鍛えて健やかな身体を作りたいものです。
(もこもこの赤ちゃん、結構見かけます・・・)
1日ひとにぎりのナッツを!
乾燥する秋は、お肌や口、のどの潤いが不足します。
お肌の乾燥や赤み・痒みが気になるときは、香辛料は程々に。
ナッツやドライフルーツで、内側から潤いを補給しましょう。

ちびたのお弁当シリーズより。 栗とナッツの炊き込みご飯〜♪
栗・なつめ・松の実・クルミ・枸杞・黒豆・黒米・押し麦・黒ごま・沖縄の自然塩
ご飯の中にこれだけの食材が入っています。
秋冬の身体を養うものばかり。
産前産後の女性はもちろん
妊娠に向けて身体を整えたいかた
エイジングケア、
秋冬に備えてエネルギーチャージ
怖がりのかた、足腰の衰えを感じるかた
などなど
生命の源を養ってくれます。