1年を24等分にした季節の変わり目をあらわすのが「二十四節気」
自然の仕組みに寄り添った生き方・暮らし方は
美や健康を維持していくうえで、とても大切な養生の知恵です。
11月7日は立冬。
この日から立春の前日までが冬です。
日は徐々に短くなります。
北国や山からは初雪の知らせが届く頃ですね。
空っ風が吹く11月は、カゼやインフルエンザが流行り始めます。
乾燥対策をすると共に、体を温めて免疫力・自然治癒力を高めましょう。
◎旬の果物 みかん
密のように甘い柑橘だから、蜜柑と呼ばれるようになったそうな。
旬は9月〜2月。
我が家では、10月に入ってから食卓に登場!
2歳児の手のひらにもおさまるくらいの
ちいさくて可愛らしい、薄皮も柔らかい極早生みかんをいただいています!
【お弁当にみかんを皮ごと入れるわけ】
小さな手で一生懸命に果皮を剥く手。
一度に剥ける果皮も小さい。
でも、それがまたいいのだと思う!
プシュッと剥くたびに気が巡るのです。
お弁当タイムに
みかんの皮を剥いてリフレッシュしてね!
という思いを込めて入れています♡
(もちろん、本人は果皮より果実の方が好き笑)
◎みかんの果皮には氣を動かす力がある
つまり、アロマのようにリラックス効果も
あるわけなんだけれど、
氣を動かすと、水も動く
だから
ちびたはみかんの果皮をたくさん剥いた後は
トイレに行く頻度が高い!(お小水)
排便もする可能性が高い!
多くの子どもがそうなんだけれど
小さな子どもはとくに氣が余剰しやすく、
そして滞りやすい
だから、こういった氣を巡らせるアプローチをすると
身体が素直に応えるのだと思います。
今朝も2つ分のみかんを剥いて
しっかりといらない水も便も排出してました。するりと。
(トイレットペーパーでおしりをぬぐってもつかないほど!)
気が滞るタイプの便秘の人にはオススメです。
気が巡る → 気持ちいい♪ → ご機嫌♪
そして、剥いた皮をベランダに干しに行く
という習慣ができたちびた(≧Д≦)
先日のこと。
うっかりパパがみかんの果皮を捨てたら、ちびたは怒り出して
パパは慌てて拾いに行きました。笑
干して帰ってきて、にこにこ( ´艸`)
可愛いやつだ♡
◎陳皮(ちんぴ)は身近な生薬♪
みかんの果皮を干したものは
陳皮(ちんぴ)と呼ばれる立派な生薬です♪
氣の巡りをよくし、胃腸の調子をととのえるお手伝いをしてくれます。
私はよくハーブティのように好きな茶葉やハーブとブレンドしたり、
細かく粉砕して調味料としても使います。
適量をガーゼなどに包んで、お風呂に入れると身体が温まります♪

ガーゼに包んで四隅を対角線上にキュキュっと縛るだけ。
ゴムで縛ってもいいですね!量は適当です〜。

かぐれさんでお買い物をしたときにいただいたガーゼで。
そのままポイポイいれてもいいけれど、こうすると後の掃除がラクチン♪

お茶パックや出汁パックなら、そのまま捨てられるメリットも!
足湯の場合は袋などに入れず、直接浮かべても可愛いですね♪
ビタミンCを豊富に含むみかんは、昔から風邪に予防によいと
いわれてきました。
胃の働きを活発にして、消化吸収を促進。
氣の巡りをよくして、喉や胸のつかえを緩和します。
咳や痰、ゲップ、腹部の膨満感にもよいでしょう。
ぜひ、無農薬や減農薬のみかんが手には入ったら
皮は捨てずに天日干しをしてください^^
自家製陳皮を作りましょう♪
風邪の流行る季節
排出できる身体作り、気血水の巡りをよくしておくことは大事です。
便秘がちの時って風邪も引きやすいですからね。
日々是養生♪