コンビって、いいですよねぇ。
お笑い界ではダウンタウンにツービート(古すぎます?)、
アイドルならタッキー&翼(個人的な趣味)。
そして絵本界の大御所といえば「ぐりとぐら」。
そこに追随するのが、「バムとケロ」なのです!
犬のバムとカエルのケロちゃんが繰り広げる、ドタバタであったかくてかわいい日常。
大人気シリーズなのでご存知の方も多いかもしれませんが、我が家の子どもたちも、私自身も大好きな絵本です。
しっかり者のバムと破天荒でやりたい放題のケロちゃん。
鮮やかなコントラストで描かれる二人の魅力的なキャラクターと、細部まで丁寧に表現されるイラスト。
文章は少なく、物語に大きな起伏があるわけではないのですが、
何度読んでも引き込まれて、ページの隅々まで見入ってしまいます。
5歳と3歳の兄妹は、バムとケロを自分たちに置き換えて楽しんでいます。
「いっつもお部屋散らかすから、つきちゃんはケロちゃんや! 面倒見てるボクがバム」なんていう具合に。
2人の部屋のインテリアもすごくかわいくて、あんな部屋に暮らしたい!
よく見ると、ケロちゃんの顔をかたどった椅子などのケロちゃんグッズが随所に登場していて、ケロちゃんを探せ!的な、ストーリーとは関係のない楽しみ方もできます。
いたずら好きなケロちゃんは、ページの端っこでこんなことをしていたり。この、ブタの置物の鼻に指を突っ込んでいるシーンがえらくお気に召した我が家の兄妹は、このページになるとハハの鼻の穴を狙ってくるので困ります。
ハハはブタさんじゃないよー。
読む時間帯のおススメは、夜寝る前。バムケロワールドにハマってワクワクした気分のまま床につけば、きっといい夢が見られるはず。