変わりゆく時代に。
子育てをしていると、一人の時間が切実に欲しくなる!!
そんな時私は、ふらっと神社に足を運んでいます。一人になってぼーっとしたり、ほんの束の間でも、日常を忘れられることは、救いです。
そんな時にふと思い出した、20年以上前に初めて読んでから、節目節目で読み返したくなる本。
『聖なる予言』。
主人公が、古代文書の中にある9つの知恵を、さまざまな敵に阻まれながらペルーという地で見つけ出していくアドベンチャー物語なんだけど、物語を通じて、現代社会に見えにくくなっている精神性の世界を、私たちに分かりやすく説こうとしています。
25年前に世界的ベストセラーになった本ですよね。翻訳も最高に良くて、すらすら進んでしまいます。
来年から「風の時代」がやってくると、最近よく耳にするんですよね。
今までは「土の時代」で物質主義。人は地位とか物、お金に価値を見出して、文明を高みに持ってきたとか。ところが、来年からは、物質主義から抜け出し、深い精神性に目覚める「風の時代」になると言われています。霊感、エネルギー、波動などという言葉が現実味をおびてくる時代。
ゆとり世代、さとり世代の若者は既にその準備ができているのでしょう。今の子供達も、変わる時代にすでに備えているとか。私たちのような物質主義に浸ってきた世代は、マインドを変えていくことでより生きやすく、より楽しくなるかもしれない。
スピリチュアル満載なので、苦手な人もいると思うけど、一つの捉え方として、私は興味深かったです。令和になって、新しい時代が始まり、世の中も変わりつつある中、変わりゆく時代を少しでも理解し、実践的に取り入れられるようになるのが、この小説かな。25年前の本ではあるけど、今、ハハが読むといい本かなと思います。