はじめまして。渡辺敦子と言います。今、私は岩手県の遠野市というところで、
夫と、1歳1ヶ月の女の子と、自分より大きな犬と暮らしています。
昨年の8月に出産をして、産後の1年間育児休暇をたっぷりいただいて、
ようやく少しずつ社会復帰しようかなーとエンジンをかけ始めたところ、が現在です。
出産の1ヶ月前までは東京で働いていたのだけど、初めての出産を機に、
ずっとしてみたかった自然の中での暮らしを始めようと、えいやっと引っ越してきました。
hahaha!でつづっていきたい、自然の中の暮らしのぶり
選んだ住まいは、遠野市在住の人にも驚かれるような、奥まった山の中にあります。
引っ越してみたら携帯電話も圏外、もちろんインターネットも通じない!
常にデジタルデトックスな環境、って言ってしまえば最高なんですけど。
家のまわりをぐるっと見渡せば、前にはひらかれた畑と大きな桜や果樹が植えられ、
裏にはカラマツの森と雑木が茂り、脇には小さな沢が流れています。
上水道の設備はなくて、家には直接、その新鮮な沢水が引かれています。
夜は、天の川まで見える満天の星空の下、虫の声に囲まれて眠ります。
色とりどりの草花と実のなる木々と、小さな生き物たちのうごめきを感じる、
古い民家での暮らしです。
と、言葉にすると美しいし、窓から眺める景色は絵画のようだけど、
暮らすとなったらまぁ大変。野生動物たちもたくさんいるし、
都会の暮らしでは考えられないいろんなことが起こります!
誰の参考にもならないかもしれませんが……
これからhahaha!で、そんな田舎の日常をお伝えしていきたいと思います。
まず田舎で素晴らしいことは、食べ物の産地であるということ!
そう、農家さんがすぐ間近にいるのです。
美味しい新鮮な果物、野菜が手に入る!その喜びったらありません。
都会で暮らしていたからこそ、そのありがたみが身にしみます。
そして、もう1つ。洋服と生活雑貨のバイヤーもしていたけれど、
もともとモノ選びにはうるさいタイプ。
暮らしに使う道具のほとんどが「あ、これ〇〇さんが作ったものよ」と言えるもので
成り立っています。それってなかなか貴重なのかもしれない、と気付いたのも
田舎に来たからかもしれません。(田舎で、買う場所がないというより、
家への来客が数倍増えて「これどこで買えるの?」と質問されることが多いから。)
独身のころから長く使っているものも、子育てに活躍するものがたくさんありました。
そんなモノたちも、今後ご紹介していきますね。
もともと、特にアウトドアが趣味なわけでもなく、どちらかというと、
いやかなりインドア派の私の初めての山での暮らし。
虫や動物の洗礼を受けながらの子育ての模様を、
少しずつ綴っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!