「Who am I ?」
私は、いったい誰だ。
娘、嫁、妻、母、社会の中の私、世界の中の私。
たくさんの私がいるけれど
一番奥にある魂は1つ。わたしは、わたし。
1つだけ確かなのは、「わたし」はいま、
ハハであることに夢中になっているということ!
「毎日を、旅のように。」
このバッグを持つ毎日は、日常だけど
めくるめくドラマにだってなる。
だって日々は出会いと発見に満ちていて、
ちょっと目線を変えるだけで大冒険になることを
子供たちがいつも教えてくれているから。
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本当に自分たちが使いたいと思えるママバッグを、ずっと探してきました。
でもなかなかなくて、私たちが使っていたのはママ向けバッグではない、帆布のトートバッグなど普通のバッグ。見た目は好きでも、ポケットが少ない・重い・汚れが目立つ・ベビーカーに掛けるとタテになっちゃう などの不都合を感じながらやりすごしてきました。
ところがふと、我慢してないで作ってみたらどうだろう。そう思い立ってしまったんです。
私たちの理想を形にしてくれる人と出会うことができました。
手作りで鞄を作っている「KHISONOIO?(キソノイオ)」の斎藤徹さん・堀口まいこさんのお二人です。
KHISONOIO?キソノイオは、イタリア語の“Who am I?”、つまり「私はだれ?」という意味。
鞄職人の徹さんは、かつて料理人として働き、世界を旅しながら、こんな問いを自身に向け続けていたといいます。
その答えを、徹さんは幼い頃から母の影響で慣れ親しんできたミシンに見出し、ブランドを立ち上げました。
自分は、形に残るものを作りたい。旅に持っていけるもの、旅を感じられるもの、その人の日常にそっと寄り添うものを……。
そして後に、まいこさんと出会い、活動を共にすることになりました。
ヨガの教室やアーユルヴェーダの施術も行うまいこさんは、昔、頑張りすぎて摩耗してしまった経験と、師匠からもらった「自分という、かけがえのない存在に愛を」の言葉を胸に、一人ひとりが「わたし」を大事にできるようにという想いがあります。
キソノイオの人気商品、ま四角のリュックサックは、布地やパーツの色を使う人が自分で選ぶセミオーダーメイド。
注文の色を決めるときのお客さんたちを見ていると、今の自分と向き合う、まるでWho am I? を問う作業のようにも感じると、徹さんは言いました。
「今の自分」……。
私たちハハも、まさに。
妊娠、出産、子育て、仕事の再開……怒涛のように起こる変化の中、ときにあぷあぷして「自分がいったい誰なのか」見失いそうになりながら、ときに探しながら進んでいる。
だけどまいこさんの言うように、かけがえのない「わたし」をちゃんと見つけ、認めてあげたい。
それで冒頭の、バッグのコンセプトを思いつきました。
Who am I?を問い、旅人のように歩けたら。
子供を抱きながら打ち合わせをし、すごく悩んで色を決め、試作品を作ってもらい……
ついに、完成しました。
ママバッグならぬ、ハハbag。
これが、私たちがほしかったバッグです。
おしゃれなだけでも、便利なだけでも、
だめだったんです。
出産後に「ママバッグ」を買おうとしたとき、どんなに機能が充実してても、なかなか持ちたいと思えるデザインのものがなく愕然としました。
だから普通のバッグを使っていましたが、今度はデザインが好みでも機能面が弱く、すぐ中身がごちゃごちゃに。子供を抱きながら片手で探し物したり、ポーチを口で開けたりで大変でした。
この「ハハbag」は、中にサイズや深さの違うポケットを5つ。
皆の希望で、オムツも入る大きめのポケットも作りました。書類や絵本を入れるのにもよいです。
外側は、表裏にポケット1つずつ。片方が浅く、もう片方は深くしました。
サイズ違いのポケットを作ったのは、さまざまな「ウチの必需品」を持ち歩くハハたちが、どこに何を入れたかパっとわかるようにしたかったからです。
よく入る。よく分かる。
使ううち、まるで自分のキッチンのような、もしくは、コクピットのような。
絶妙な使い勝手の相棒になるでしょう。
趣味の合う大人っぽさを
求めていました。
クールでシンプルで、でも上品さもある。大人なデザインと素材感。
私たちが「これなら持ちたい!」と思える子育て用バッグができました。
天然素材、国産の材料を使い、使うほどに馴染んでくるキャンパス地のバッグ。
ただしバッグだけで重たいのは辛いので、軽さは最重視。
パラフィン加工をしているので汚れや水に強く、もちろんざぶざぶ洗えてじょうぶ。
まるで革のように使えば使うほど味が出て素敵になる素材です。
色は、カーキの<YOMOGI>と、ベージュの<KINAKO>の2色。
2色ともコーディネートしやすい色で、カジュアルだけど大人っぽく使える雰囲気に仕上げました。きれいめからアウトドアまで、どんな服にも合います。
渋い色だからパパも使えるし、スカーフやチャーム、マスコットなどのアイテムを活用すれば、表情が変わって遊べます。
ハハである今日を
全力で生きるあなたへ。
髪を振り乱して、セーターに飯粒をつけて、ツメをボロボロにして、ペダルをこいで。
そんなあなたの毎日を、あなた自身を、美しいと思うんです。最高じゃんと思うわけです。
それに、あなたは一人じゃない。全国に、今日もおんなじことしてる同志がたくさんいるんだよ。GOGO私たち!一緒に進もう!
そんな気持ちを伝えたくて、バッグの底にhahaha!からのメッセージを忍ばせました。
なにかの拍子に目が合って、クスっと笑ってもらえたら。これ以上嬉しいことはありません。
KHISONOIO? × hahaha! コラボ「ハハbag」
サイズ:タテ35cm、ヨコ53cm、マチ20cm、持ち手長さ55cm
(ハンドメイドのため多少の差は出ますがご了承ください)
各色15個、計30個 限定販売
18,000円 +tax 送料:一律 500円
ご注文受付:2018年1月31日まで(※定数に達し次第締め切り)
お届け:4月から6月いっぱいまで(※受付順に順次発送予定です。※1人でオールハンドメイドで作っているため、お届けまでのお時間を頂いています。)
→ご注文は、hahaha!のWEBショップへ
<完売しました。ありがとうございました>
photo: Yumiko Mogami
bag styling: Makoto Fukuda