(※こちらはレシピ記事です。念のため。)
認めます。
多少やさぐれていたこと。
世間に対してオラってたこと。
仕事と育児でいっぱいいっぱいすぎて、視野せますぎて、理想高すぎて、こんなふうに考えてました。
「子どものリクエストに迎合してたまるか。キャラクターものなんて買うもんか。その裏にある、どっかの大人が考えた、子どもをダシにした商法にやられてたまるか」と。
(※いまなら爽やかに言えます。「どっちでも・いい」って・・・)
だから長男の3歳の誕生日に、彼の好きなアニメキャラクターの絵がついたケーキなんて、ぜったい買いたくなかった。しかし、「わあ!」と喜ぶ顔は見たい。しかし、お金はかけたくない。しかし、特別感はほしい。しかし、時間はない。。。∞無限ループ
そこでヒラメイタ!
いつかどこかのテレビで見たようなおぼろ気な記憶を頼りに、作ることにしたのです。独自のキャラクターケーキを!
母ちゃんやったるで待っててや!
用意するのは、ホットケーキミックスの生地、くっつかないフライパン、
そして、100均で売ってるドレッシングとか入れる容器(口を少しハサミで切って大きくしておきます。直径2~3ミリかなあ)、あと参考図書。
はてさて。ぶっつけ本番。フライパンをあたため、息子が喜びそうな絵を描いてみます。
・・・こ、こわい。。
少し待って、その上から塗りつぶします。
・・・ドテ! 失敗しました。
塗りつぶすのが遅かったかな? 生地が硬かったかな? 火が弱かったかな?
先に描いた部分と後から塗った部分の色の差がなく、絵がつぶれてしまった。
はい、もうお分かりですね。時間差をつけることで濃淡をつくり、絵を浮き上がらせる画法であります。
よーし、もう1回。
図鑑見てる時間ないので、独自の感覚で描いてみよう。
急に面白くなってくる。完成のイメージをしながら逆算していくのが小気味よい脳トレーニング。
さっきより我慢して少し長く待ってから(といっても7秒くらい)塗りつぶす。ドキドキ。
そりゃ!
だー!今度は焼きすぎた。けど、ちょっとよくなったぞ。おけおけ。
例のキャラクターにも挑戦。
うっ・・・(絶対子ども喜ばないこれ)
ちょっと手が込んだ絵だと時間がかかりすぎてしまうな。火加減とのバランスだな。
やっぱりしっぱい!てゆうか、物としてなんか怖いので食べながら次進める。
今度こそ!
この感じ!プつプつが出てくるまで我慢して、からの、塗りつぶし!
おっしゃ塩梅わかったぞ。じゃんじゃん行こう!トラ猫もいいでしょう絶対 !
イエーーーーーーーーーース!!!!!
おっとこれでしょ、
忘れちゃいけない濃淡といえば
完全にコツつかんだ。よっしゃなんでも来い!
ってとこでホットケーキミックス終了。
仕方ない。キャラクター若干弱いけど今回はこのラインナップで。。
さあさレッツパーリィ!ということで、バースデーボーイ、カモン!
特別感の化身・奮発の権化「ICHIGO」を買ってあるからね。
切ってちょうだいな。❝ケーキ❞に飾り付けしましょ!
(ちょっとここ「食育」っぽくて母満足感)
(この後しばしクリームでひと悶着、コメ散乱、ハハ激おこ、次男号泣などありましたが、気を取り直して続行。)
お皿のまわりに子どもたちがクリームといちごをならべて。。。
さあできたよ特性ケーキ!
どうです?キャラもののケーキ注文しなくてもいけるでしょう!? しかも千円以下!
(え?感激してるの私だけ・・?)
息子の「わあ!」が見たかったが、まいいか。
Cool Boyめ。
さあ壁にパーティの飾り付け(風船をセロテープで止めた)して、オムライスとハンバーグでお誕生会スタート!
おめでとーーう!
食後は楽しいケーキですよーー
以上
迎合しなたくない人のための、バースデーケーキの作り方でした。
結論:誕生日は楽しかったらなんでもOK♡
ちゃんちゃん!