寒くなって来ましたね。
岩手県遠野は先週から雪も降り始めいよいよ本格的な雪国の世界が始まろうとしています。
この時期、我が家では毎日のように、湯豆腐や鍋物が出るのですが、鍋のお供といえば、父が九州出身なので小さい頃から柚子胡椒が定番でした。
が、ここ遠野に来て、南蛮(青唐辛子の事を言います)を漬けたお醤油「南蛮醤油」(そのまんまですね^^:)に出会い、一転。マイピリ辛調味料no.1に輝やきました。
子供がいると辛いご飯ってなかなか作れないけれど、自分でかけるなら日々のご飯の中でも楽しめますよね!
ぜひ、とても簡単なので大人の楽しみに作ってみてください。
醤油に南蛮を漬け込んだままでも美味しいですが、今回は醤油麹に昆布も加え、よりマイルドながらも旨味が出る「南蛮麹醤油」(こちらもそのまんまのネーミング!)を作りたいと思います。
まずは。
青唐辛子ってこんな風になっています。
これをそのままにして完熟させると赤くなり、赤唐辛子になります。
青い唐辛子は、生の青々しい香りが赤唐辛子にない美味しさ。
材料は
(作りやすい分量)
・醤油麹…300g
・昆布…3〜4cm
・青唐辛子…2本
作り方
①昆布は細切りに(沢山入れると美味しいですがとろみが強くなります)
青唐辛子は輪切り
②細かくした昆布、青唐辛子を、醤油麹に混ぜます
そして冷蔵庫へ。
作ったその日の夜から食べれますが数日経つと昆布の旨味が出てより美味しくなり、清潔な入れ物に入れれば2、3ヶ月は持ちますよ。
鍋のつけダレ以外にも、チャーハンや炒め物に、ご飯にそのまま載せてもいいですし、お味噌を少し入れてパスタと和えても美味しい!
東北では、青唐辛子は夏から秋にかけて収穫ができるので、今は冷凍して置いた青唐辛子を使いますが、今の時期でも、柚子胡椒を作るのに都内でも売られていたり、ネット販売をされているところもあるので手に入りやすいと思います。
そして、
醤油麹も沢山市販品が出ていますが簡単なので是非手作りしてみてください。
《作り方》
①醤油と麹を同じ分量、容器に入れてよく混ぜる
(例えば醤油300g、麹300g)
②常温に置いて次の日に麹が少し醤油を吸うので足す
毎日かき混ぜ一週間ほどで出来上がり!
我が家オススメのお醤油は
○井上古式醤油 → amazon
奥出雲の山々に囲まれた奥出雲町下阿井で、伝来の古式醸造法を守り続けている井上醤油。
近年、短期間で醸造される醤油が多い中、井上醤油店では、
ふた夏(約2年)をかけてじっくりと醸造します。
○自然栽培米ササシグレの生麹
我が家の麹も12月中旬までご購入できます
→ポケットマルシェ
久しぶりの投稿になってしまいましたが、前回の投稿のすぐ後に生まれた娘も1歳になり、今では台所で小さいお鍋やスプーンを渡すと、くるくるかき混ぜるふりをしておままごとを楽しそうして遊んでいます。
早く一緒にお料理できる日を夢見て、12月は冬だからこそ美味しい、農家レシピをご紹介したいと思います!