私の住む岩手県の遠野は、最高気温がマイナス3度なんて日も出てきた
恐ろしくも美しい冬の日々。
いよいよ今年も残すところあとわずかになりましたね。
そろそろお正月料理の準備を始めている人もいるのではないでしょうか?
お正月に食べるもの、で筆頭に浮かぶ一つが「お餅」だと思いますが
ここ岩手はお餅の文化が豊かで、その土地ごとに独自の餅料理があります。
同じ名前のお餅でも、市をまたげば味付けや形が全く違っていたりなんてことも。
私もそうでしたが、遠野に遊びに来てくれる友人たちが
目をハートにして虜になってくれるのが、「くるみ餅」です。
生クリームが入っているような濃厚でクリーミーな味わいながら和風のお味がとにかく絶品!
遠野に着いたらとりあえず道の駅に向かいくるみ餅を買う友人。
産直に行ってくるみ餅が目に入ったら買わずにいられないハハとコ。
山を歩くと胡桃が落ちていたり、近くに胡桃のある生活が近いこともあって
家でも要望あればすぐ作れるように実の状態で常時ストック。
お正月、お雑煮や海苔を巻いてお醤油、きな粉に付けて食べるお餅も美味しいし私も大好きですが、そこにプラスしてこれから定番にして欲しいくらいオススメのくるみ餅。
タレはいつもはすり鉢で胡桃を擦るのですが前日山芋を擦っていたら落として割れてしまったので(;;)、今回は写真を撮るためにフードプロセッサーで作ってみました(が、やっぱり風味はすり鉢の方が抜群かな)。
【材料】
○胡桃80g
○水30〜50cc(好きな硬さで)
○砂糖小さじ3
○醤油小さじ1.5
【作り方】
①胡桃をすり鉢(又はフードプロセッサー)で細かくすり潰す。
…すり鉢だと10分15分くらい。擦れば擦るほどしっとりしてきます。
②砂糖と醤油を加え軽くすり混ぜる
(フードプロセッサーの場合はボウルに移して胡桃と砂糖を混ぜる)
③お水を入れる
…最初は少しづつ入れ硬さや味をみて入れてください。
ぽってりした硬さが好きな人、トロッとしたクリーム状が好きな人
写真は40ccのお水を入れややトロッとした硬さ
出来上がったタレをお餅に絡めれば出来上がりです!
そして、せっかくなのでお餅も美味しくて体にいいものを食べて欲しい!
私のオススメは「玄米餅」です!
我が家でも毎年冬に販売しているのですが(宣伝ぽくてすみません(汗))
白いお餅と比べ餅米の味がしっかり味わえ、精製されていないので栄養価も抜群。
何より美味しくプチプチした食感に子供達も楽しんで食べてくれます。
授乳中の私もお餅を食べ過ぎるとおっぱい大丈夫かな?と心配になりますが
玄米なら安心して食べれるお母さんにも優しいお餅です。
〈参考までに〉==========================
○東城百合子さんの著書『家庭でできる自然療法 ~誰でもできる食事と手当法~』の中から
・玄米もち…
玄米もち、あわもち、きびもち等最高によく、毎日焼いてみそ汁に1つずつ入れて食べてもよく、主食にしてもよい。虚弱者、慢性病者によい。
(中略)
玄米餅は白米のように重くなく、お腹にもたれないで栄養になり、虚弱者や長患いの病人、慢性病患者にはなくてはならない大事なものです。弱い人は夏をのぞいて毎日1個ずつ食べていると丈夫になり、粘り強い頑張りのきく人になれます。
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冬の楽しみに是非一度、くるみ餅も玄米餅も作って、食べてみてくださいね!
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