日本に戻ってきました。
LAで2年間、たのしくのびのび過ごして一時帰国もしなかったので、
お久しぶりのホームタウンTOKYO。

ありがとうLA!
どうかな、ちょっと窮屈かな、子どもは育てやすいかな、などなど、
実際すこーし心配もしていたのですが、いやはや、なんのその。
電車も時間通り、ものも指定日時にちゃんと届く、役所で適当なこと言われることもないし、
子どもの医療費もかからない、みんな仕事熱心、ごはんもおいしい。
子連れででかけても優しい人多いし(正直意外なポイント)、
ああジャパン、ええ国やぁ…と心の中で叫ぶ毎日です。
住めば都とはまさにこのこと。
ただいまTOKYO!
幸運なことに子どもの保育園も決まり(1歳の年度途中で入園できた奇跡よ・・)、仕事を再開しました。
ライティング、編集、企画や広報を中心に、フリーランスでいろんな団体と仕事させていただいています。

娘も2歳になりました。粘土あそびがだいすき!
それで最近、地方出張へ行く機会がありました。
11月には仙台、12月には大阪へ。
会社員時代は出張も多く、NPOに転職してからも東北と大阪にはよく行っていました。
が、今回は帰国後&出産後はじめての地方出張。ドキドキドキ。
仙台はともかく、大阪ってけっこう距離あるYO。
でもでも、娘は私を探してまだ夜中に起きたりするので、泊まりはむりYO。
というわけで、どちらも日帰りで敢行。えいや!
時間はあまりなかったものの、仙台と大阪に、どうしても会いたい人たちがいました。
二人とも、私がハハと慕う人生の大先輩です。
一人目、仙台のハハ。なん年ぶり?3年ぶりくらい?の再会。
NPO転職後の2011年からしばらく、東北に月1ペースで通っていた時期がありました。
このとき、地元のネットワークもなにもない私に、いろんなことを教えた人。
ときには家へ泊めてくれて、ときには一緒に飲みに行って。
いつも変わらずカラッと明るく、グチもグチに聞こえない、クスッと笑ってしまうようなものばかり。
誰からも慕われ、頼られるこのハハ、御年77歳になったそうな。
60歳過ぎて始めたライフワーク、貧困や依存症などで生活に困っている人のサポートのために
東奔西走し、さらには最近、女性や子ども支援も始めたとのこと。
「いやあ、なんか頼まれちゃって…。断れない性分、これはもう、病気だね」というので、
「それは完全に不治の病ですねー」と答えて二人で大爆笑。
海の幸をいただきながらビールを飲んで(ハハはそのあと打ち合わせがあるとかでノンアルコール。
もう。いったい何時まで働くんですかー?)、最後はぎゅっとハグして別れました。
会えてよかった。すっごくうれしかった。
二人目、大阪のハハ。
こちらも私の前職時代、大変にお世話になった方。
当時の私を、陰に日向に、私が健やかなときも病めるときも、
励まし、ひっぱり、連れ出し、フォローしてくれて。
どんなことも、ユーモアで包んでくれる。
知恵を貸してくれるけど、押し付けることはしない。
一生頭の上がらない、そしていつ会っても元気になれる、そんな存在です。
ときどき東京に来ているので会う機会はあるけれど、やはり関西に行くからには会いたい!
行きの新幹線の中から急遽連絡したら都合をつけてくれ、お茶することができました。
ありがたやー。
ダダダとマシンガントークして、じゃあまた、と、スチャっと別れた。
この方も、いつ会っても歩くパワースポットのようで。
彼女の息子さんは私と同い年。そんなこともあり、私にとっては本当のハハのような存在です。
ああほんと、楽しかった。
* * * *
縁起の悪い話に聞こえてしまうかもしれませんが、
「いつでも会える」「いつかまた会いたい」と思っているうちにもう会えなくなること、あると思うんです。
相手に何かあったり、自分に何かあったり、状況が変わって、機会がなくなってしまったり。
特に私たちのようにちびっこを育てるハハは、昔ほどフットワーク軽く、
自分の都合だけでサクサクお出かけできない身。
だからやっぱり、会いたい人には、会えるときに会う。
それで、元気にしてるよって、いつもありがとうって、しつこいくらい伝える。
そうしていきたいなと思うのです。
普段は自分がハハであることに追われがちだけど、私にも、ハハと慕う大事な人たちがいて。
彼女たちに会えたうれしさで、心の風通しが良くなった気がしました。
これからも、何十回でも会いに行きたい。いや、行っちゃうんだから!
今度は娘を連れて行くって約束したし。
またハハたちといっしょに大笑いできる日がたのしみです♡